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選手紹介 木仁巴特 (OWE/上海)

"蒙古勇士"木仁巴特選手は日本のファンの間では呼び方にゆらぎがあってちょっとややこしくなっています。

"蒙古勇士"は"不沈艦"、"燃える闘魂"、"ピープルズチャンピオン"みたいなものです。キャッチフレーズというか、二つ名とか称号とかそんな感じですね。その"蒙古勇士"を英語にして、モンゴリアンウォリアーとカタカナにしたものがOWE日本公演で選手名とされました。

そして、上海でも使われている名前の木仁巴特(ムーレンバートゥ)からバートゥという呼び方。

さらに、CIMA選手も使う愛称の大頭(ダートゥ)。

つまり、モンゴリアンウォリアー=バートゥ=ダートゥです。

 

ダートゥなだけあって顔が大きく動きも大きく表現力豊かなモンゴリアンウォリアー選手ですが、出身もそちらの方らしくマイクを持って喋ると観客はすぐに分かるらしいです。

 

片足ずつでステップしながら腕を回す不思議な踊りや相手をおちょくるような動きをするのでコミカル路線かなと思わせますが実はガッチリ試合できます。

厚みのある身体を使ってのパワフルな体当たり、相手を座らせてのヒップアタック、相手をコーナーに乗せてのスペースローリングヒップアタックなどを得意にしています。

 

基本的には小熊選手と哼哈二将というタッグで活躍しています。二人が繰り出すコーナートップロープからの背負い合体式ボディプレスというとんでもない(飛んでるけど)技には客席から悲鳴が上がるほどです。

 

現在は膝を怪我して欠場中ですが、最近訓練所に戻ってきたらしいので復帰も近いかも?

でも、慌てずにしっかり治してまた活躍して欲しいですね。